2月初旬、4泊5日で千葉の北側を巡る車中泊旅にエルグランドで出かけました。
トラックベースのキャンピングカーが長期で工場に入庫しているので、戻ってくるまではエルグランドに頑張ってもらいます(^^;)
千葉県は私が住む山梨県から距離にするとさほど遠くは無いのですが、首都圏・アクアライン経由なので案外外時間がかかり、【近くて遠い県】という県です。
いままでもエブリーやデリカなど、過去のいろいろなキャンピングカーで遊びに行っていますが、最近は随分ご無沙汰だったので、前から気になっていた銚子電鉄の路線に沿ってトレッキングしてみたくて、行き先を千葉に決めました。
結構な距離を歩くので絶対に夏場は無理だし、春や秋はベストシーズンなのでもう少し遠方に行ってみたいし・・で、行くなら今でしょ!という流れです。
出発は11時、東名経由・アクアラインを順調に走って、木更津に到着。
木更津駅前の【SLつけ麺】で、少し遅めのランチにします。この店のチャーハンが大好きなんですよ。幼少期に食べていた化学調味料満載の昔懐かしい味がたまらなくおいしくて、もう3回目の訪問です(笑)
奥さんはみそつけ麺を食べましたが、こちうらはいたってフツーの味だったそうです(^^;)
シェアした餃子はひき肉やキャベツをすごく細かくカットしたなめらか触感の餡で、安定の美味しさでした。
ランチの後は、銚子方面に内陸を横断します。その途中で【いかメンチ】の看板を発見!
揚げたてのいかメンチを買いました。一緒に揚がるのをまっていた地元のマダムから聞いた話ではここは新しい店のようで、気になって気寄ってみたのだとか。この近くでイカが良く取れるのでいかメンチはご当地グルメのようです。
せっかくの揚げたてなので、味見を兼ねて1つ食べてみました。ぶつ切りのイカがゴロゴロ入っていてすごくおいしかった。そしてサイズが大きくて食べ応えがあり、大満足。最初のスポットは大当たり。幸先が良いです。
5個入りを買ったので、残りはレンジメートでカラッと温めて、晩酌のお供にしました。
夕方、地元スーパー【カスミ】で適当に総菜をかって、【道の駅 季楽里あさひ】で車中泊。
翌日が休日だったので、駐車場にはお仲間の車がチラホラ・・。
翌朝はスーパーで買ったカレーぱんとハムロールで朝食。レンジメートでカレーパンもサクッと温めることができます。
ほんとうにこれは買って良かった車中泊グッズです。
翌朝、さっそく銚子駅に向かいます。
車は銚子市役所の駐車場に停めています(休日は観光利用OKらしいです)。
市役所から駅までは徒歩5分ほどです。駅前には自転車に乗ったチーバ君のモニュメントが! サイクリングの聖地でしょうか?
駅構内には醤油の樽やイルカウォッチングのオブジェもあります。
醤油樽の下にJRと書かれていますが、銚子電鉄の銚子駅はJR銚子駅の中にあるんですよね。めすらしいスタイルではないでしょうか。
当初は往路は乗車して復路はトレッキングの予定でしたが、出発まで1時間以上あったので、往路を歩くことにしました。
歩くこと10分くらいでもう次の駅【仲ノ町】に到着。銚子はヒゲタ醤油やヤマサ醤油の2大醤油工場があることで有名ですが、途中はその工場に囲まれた道を歩きます。【仲ノ町】には銚子電鉄の本社があって、駅構内はノスタルジックな雰囲気に溢れています。本来は工場見学ができるのですが、残念ながら見学はできない期間でした(涙)
4つ目の駅は【本銚子】。
駅舎はタレントのヒロミ氏がテレビ番組でリフォームしたことで有名です。私はその番組は見てなかったのですが、結構話題になっていてようですね。
レンガ調の外観とステンドグラスを使った内装など、西洋の童話に出てきそうな雰囲気でした。
ちょうど電車が来たのですが、乗らずにこのまま歩きます。(多分当初、銚子駅から乗ろうとしていた1時間後に出発の便がこれではないでしょうか)
のどが渇いたので駅の隣にあった自販機で自販機でお茶を買おうとしたら、あいにく小銭を持っていなくて、しかも新紙幣は使えない機種・・、駅周辺には飲食店など全然なくて、のどがカラカラ状態で次の駅を目指すことにしました。トホホ・・。
ペットボトル1本でも持参するべきだったと、後悔・・
5つ目の駅は【傘上黒生】で、唯一線路が複線になっている駅です。ここで電車がすれ違うんですね。
周辺はキャベツ畑が日広がっていて、とてものどかな雰囲気です。引き込み線に黄色い電車がありました。メンテナンス用の車両みたいです。
6つ目の駅は【西海鹿島】です。絵にかいたような無人駅で、ここまで自販機ひとつありません(涙)
この辺りもキャベツ畑がたくさんにあって、収穫中の畑もありました。軽トラいっぱいに収穫したキャベツが入った段ボール箱を積んで、慎重に走っていくトラックを何台か見かけました。積み荷が崩れたら一大事ですからね。
7つ目の駅は【海鹿駅】です。ここの直前でやっと自販機を発見。
新札も使えました。駅舎内のベンチで休憩がてらに水分補給しました。
この辺りまで、だいたい2時間近く歩いたと思います。
のんびり歩いて各駅舎で少し休憩したりしていたので、かなりのスローペースだと思いますが、この辺で疲れが出てきました・・・寄る年波には勝てぬ・・(^^;)
途中では、学校行事なのか、体育着姿の小学生たちが私たちの逆方向から線路沿いに歩いていました。その子たちの元気が良いこと! 若いって素晴らしい・・(笑)
駅舎内に職員さん手書きのポスターが張ってありました。
そういえば、銚子電鉄の名物として、ネーミングライツは外せないですよね。
銚子→絶対にあきらめない 古着 de ワクチン 日本リユースシステム株式会社 銚子駅
仲ノ町→パールショップともえ 仲ノ町駅
観音→金太郎ホーム 観音駅
本銚子→上り調子 本調子 京葉東和薬品 本銚子駅
傘上黒生→髪毛黒生 笠上黒生駅
西海鹿島→未来を拓く アシザワ・ファインテック株式会社 西海鹿島生 笠上黒生駅
海鹿島→綿谷 岩雄 海鹿島駅
君ヶ浜→ロズウェル 君ヶ浜駅
犬吠→NEW GINGER“BOW WOW”STATION 岩下の新生姜 犬吠駅
外川→ありがとう 外川駅
それぞれの企業さんは熱い思いで参加しているようで、銚子電鉄のHPに命名の由来など詳しく紹介されていました。
9つめの駅は【犬吠】。犬吠埼という観光地を有するだけあり、立派な駅舎です。
終点はこの先の【外川】ですがもう2時間半ほど歩いたのでここでゴールとします。
駅併設の売店には有名なぬれせんべいとまずい棒が大量に販売されています。
これから犬吠埼灯台まで行くので、お土産は帰りがけに買います。
チーバ君のバルーンアートがフォトスポットになっていました。ポップな色使いでかわいいですね。
灯台に行く途中にネットで評判のイカ焼きの店に寄りました。
半身で500円、甘辛のたれの柔らかいイカの姿焼きで、美味しかったです。
犬吠埼灯台に来たのはしばらくぶりだったのですが、周辺の様子が随分変わっていたように感じました。
以前は真ん中にロータリーがあって、その周りを囲むように数軒の食堂や土産店が並んでいたという記憶があるのですが、綺麗な土産店をはじめ、見慣れない風景になっていました。でも、自分の記憶違いなのかもしれません(^^;)
白亜の灯台とポスト。
昇れる灯台は貴重なので、2度目ですけど、今回も登りました。
さっそく登ってみましたが風が強い!飛ばされそうなので、早々に降りました。
しかし、2時間半のトレッキングのあとに、灯台への階段を登るのは応えました(^^;)
灯台って、ラストスパートがキツイ勾配なんですよね。脚がボロボロです(涙)
おしゃれ系の店に寄ってみました。カフェと土産店が合体したような施設でした。
銚子の醤油を使った麹ソースとかつおふりかけを買いました。
ここにもバルーンアートが飾られていました。白い灯台とビビットな赤系でこちらも可愛く仕上がっています。
灯台で観光した後は、電車に乗って銚子駅まで戻ります。
駅の売店で銚子電鉄名物の塗れせんべいの「濃い味」と「ひ志お」、まずい棒は「コーンポタージュ味」と「スイートポテト味」を購入。
ぬれせんべいは「ひ志お」の方が若干高めで、味も上品。「濃い味」はかなりしょっぱくて醤油の風味がガツンときます。味が濃いので晩酌のアテにもいい感じだと思います。
まずい棒はどちらも想像通りの味で、ドライブ途中に食べやすい軽いスナックでした。
切符は昔ながらの固い切符。改札に響く切符切りの音を覚えている年代なので、懐かしかったです(笑)
おまけで乗車記念のマグネットをもらいました。今は家の冷蔵庫に張り付けています。
車窓はのどかな里山の風景が広がり、ほとんどの乗客は車窓の動画を撮影していました。
終点の銚子駅に到着。歩きは2時間半かかりましたが、帰りは20分かからずにあっという間です。
銚子市役所の駐車場まで戻り、銚子港周辺で海鮮ランチを食べます。
実はお目当ての店は時間的に間に合わず、急いで他の店を探したのですが、その店は微妙でした・・(旅あるあるだと思います(^^;)
「魚料理みうら」に行ったのですが、ネットの評判も良く、駐車場も混んでいたので期待して入店しましたが、私的にはあまり響きませんでした。
漬け丼とイカ刺しの定食をオーダーしましたが、特に特徴があるわけではなく、いわゆる「普通に美味しい」という印象。
間違いなくおいしいのですが、先月に北陸の市場海鮮を堪能した後のせいか、勝手に自分で期待値を上げていたのかもしれません。
特に特徴が無くて満足感は薄かったです・・。
その後、蓮沼ガーデンガーデンハウスで温泉に入り、そこの売店で売っていた「落花生味噌」のポテチを買いました。パッケージに「県民の味」と紹介されていたので、店のスタッフさんにこの「落花生味噌」についてこの辺の名物なんですか?と聞いてみましたが、給食で数回食べたことがあるという程度らしく、ご飯に乗せたりそのまま食べたりするそうです。若いスタッフさんだったのですが実生活ではほぼ食べないとのことでした。昔の落花生保存法みたいな感じなのでしょうか・・。
味は想像以上に美味しかったです。甘みが強い味噌風味でポテチとの相性は良かったです。
その後、スーパーで「カレーボール」という総菜を見つけたので買ってみました。これは銚子駅周辺に大きな「房総名物カレーボール」の看板があって「なんだろう?」とお奥さんと話していたものです。スーパーで見かけて思わず購入しましたが、デフォルトはおでんの具との事。トースターなどでカリっと焼いてもおいしいとネットに紹介されていたので、レンジメートで温めてみました。甘みのある練り物にほんのりカレー風味を感じます。最初の一口で「給食の味」が脳裏に浮かびました(^^;) ここでしか食べれない「地物」と考えると食べてよかったと思えます。
この日は【道の駅 オライ はすぬま】で車中泊。
スーパーの総菜とカレーボールをメインに夕食を済ませました。翌朝は道の駅の開店時間過ぎまで少しのんびり過ごしたので、物産館を覗いてみました。海水ネギが特選品らしく、いつも午前中には売り切れてしまう人気商品のようです。大袋での販売もあったので、かなり美味しいんでしょうね。奥さんは買って帰りたそうでしたが車内にネギの香りが充満しそうなので、諦めてもらいました。今回はエルグランドなので置き場もないので残念だね、次回はトラックベースのキャンピングカーで来て買おう。と、なだめました(^^;)
駅敷地内に蓮沼村閉村記念碑があって、このエリアの歴史を紹介していました。平成の大合併の際に117年の歴史を閉じて周辺の町を共に山武市として生まれ変わったそうです。平成の大合併ってなんか微妙ですよね。合理化は良いことですがやっぱり寂しさがと隣り合わせ。地元に愛着がある人にとっては何とも言えない気持ちでしょうね。看板の文面から無念さが伝わってきました。


ゆっくりと道の駅を出発した後は、お目当ての海鮮ランチの店まで向かうのですが、まだ時間が早いので途中の【作田海水浴場】に寄ってみました。
サーフィンスポットらしいのですが、この時は引き潮の時時間帯だったので雲の映り込みが綺麗な事で有名なウニユ湖チックな広がっていました。
トイレ・シャワー完備なビーチで、こういう場所を見つけると「ここ車中泊できるんじゃない?」と思って、今後のためにグーグルマップにポイント落としてます(笑)
前日の銚子電鉄トレッキングで疲れが残っていたので、午前中はここでゆっくりと過ごすことにしました。
昨日は張り切って歩いていましたが、今朝の目覚め時間は遅くて特に観光スポットに寄るわけでもなく浜辺でのんびりするなんて、本当に体力落ちたなと感じます。特に奥さんが疲れが残ってるようで、この浜で昼寝(朝寝?)してました( ̄▽ ̄;)
実はこの旅の前は1か月くらい休みなしのハードワークが続いていて、お疲れ休みも兼ねての旅だったんですが、なぜか銚子電鉄トレッキングというめっちゃ体力使うスポットを選んでしまいました。旅の行き先を考えていて、行きたくなっちゃうと本来のお疲れ休みというテーマは吹っ飛んでしまうんですよね(^^;)
なので、ここでゆっくりと休養してリセットしようと思います。
目覚めた後はコーヒー飲んで、昼食を食べに出発します。
昨日のランチはちょっと消化不良だったのですが、この店はどうでしょうか。
「まるに」さんです。店内には蛤のいけすがあって、各テーブルにはコンロが置かれています。「ザ・浜焼き」を押してる店で、期待値が上がります。
蛤単品と「イワシ定食」「鰺のたたき定食」をオーダー。この店はイワシ推しなので、昨日のランチで行けなかったイワシの名店の、イワシリベンジです。
イワシは甘みがあって脂がのっていてメッチャ旨い! 想像以上に旨いです。感動! この3倍の量はペロリといけそうな旨さです。
鰺は酢醤油も付いてきていて脂がのった鰺とのマッチングが最高です。
蛤の旨さは言わずもがな!
写真だとちょっと地味なビジュアルですが、味は絶品です! ここはまた行きたい! 毎月でも行きたい! と思わせてくれる最高の店でした。
いや~マジで、千葉に行った際には是非再訪したいリストの筆頭です。
千葉のイワシって旨いですね。昨日のがした店【鈴女】という店だったんですが、今ブログ執筆中にネットで検索したら、なんと前月末で閉業してました。ガーーーン・・・ショック・・。あの時がラストチャンスだったんだ・・。残念ですが仕方ないですね。縁がなかった・・。
今回の千葉の旅は銚子電鉄と成田空港という交通系がメインの旅です。
成田周辺に飛行機関連のスポットがあって、一つはこの【航空科学博物館】です。
子供の社会科見学に良さそうな施設ですが、大人も十分に楽しめそう。まず敷地内に数々の飛行機が展示してあって、実際に操縦席に乗り込め入るものもあり、ここでひとはしゃぎ。気持ちが温まってきたところで、館内に行きます。
広い展示室には飛行機のエンジン部や胴体を輪切りにしたものとか実物の飛行機を使った展示物があり、圧巻です。
個人的にはビジネスやファーストクラスの客席のレイアウトが気になりました。これ、キャンピングカーでも使えるギミックなんじゃない?など、仕事頭で見学してしまいます(^^;)
この博物館の目玉である体験プログラムの中の【ボーイング747-400 大型模型操縦体験】を体験しました。
フライトシュミレーターの機長席と副機長席に座って操縦することができます。そのシュミレーターは、シュミレーターブースの目の前に展示室にある1/8の飛行機の模型と連動していて、操縦輪の舵を切ると目の前の大型模型が左右に向きを変えたり上昇下降の動きをして、自分の操縦を俯瞰してみることが出来て、かなり面白いです。指導員の方も楽しい人で、「機長!どこの空港に向かいますか?」などと話しかけてくれて、「ロスへ!」とか「JFKへ!」など体験者がリクエストすると、「では離陸後は右に旋回!」など、それっぽいストーリーで体験させてくれます。
私はどこに向かったかと言えば「ヒースロー」です。昔、イギリスまで車の買い付けに行ったことがあるので思い出の空港なのです(笑)
ちなみに離陸後は左旋回でした(笑)
操縦体験を楽しんだ後は、博物館近くの【ひこうきの丘】へ向かいました。
ここは空港にも隣接していて、離発着後の飛行機を間近で見れるスポットです。おそらくその日の風向きによって変わるかと思うのですが、この日は離陸直後の飛行機を見ることが出来ました。午後でしたが、もうありがたみが無くなるくらいの数の飛行機のお腹を見ることが出来ました。
この場所はベンチとコーヒーショップがあるだけの原っぱですが、数名の観光客や飛行機好き・カメラ好きの方々が各々に楽しんでおられました。
夕方で、風も強かったので結構寒かったです(^^;) なので、今日はもう宿泊地に向かうことにしました。
この日は【道の駅 風和香しばやま】にて、車中泊。道の駅オライはすぬまでかっておいた総菜をメインに早めに夕食にしました。
南房総夏みかんクラフトチューハイとイワシのマリネで晩酌の後、あさりの炊き込みご飯、イカと大根の煮物、ほかにはスーパー総菜のコロッケなど残った総菜を寄せ集めました。あとはそばがゆという郷土料理らしきものとミルメークというこれまたご当地の味らしきものを買って、食後にいただきました。そばがゆはそのまま食べてもいいですよ。と説明書きがあったのですが、もさもさして微妙な感じでした(^^;)
最後にとちおとめで〆ました。ちょうどいちごのシーズンで店先に立派ないちごがたくさん並んでいたので、大粒の物を選んでみましたが、めっちゃ甘くておいしかった。
翌日は成田空港に行きました。空港の駐車場って解りにくいので警戒していましたが、朝で空いていたのですんなりと第一Pに駐車できました。
空港内は午前中だったせいか出発ロビーはガラガラ(^^;)
ショップエリアをブラブラ見て、バスに乗って第二ターミナルに移動してそこでもショップエリアをぷらぷら・・。当然ながらインバウンド向けの商品が揃っていますが、個人的にはあまり惹かれるものはありませんでした。しいて言えばトラベルグッズの店に、車中泊でも使えそうなポーチなどいくつかあったかな・・って感じです。
実際に成田空港はもう20年以上利用していなかったので、すでにほとんど記憶になく、思っていた以上にかなりシンプルでした。こんなんだったっけ?って感じです(^^;)
数年前、セントレアに観光で行ったときはもっとショップエリアが楽しくて、観光用の展示スポットもあったりして、空港=観光スポットのイメージがありましたが、成田はそれほど楽しめませんでした。なので、混む前に早めのご飯にしました。
なかなか決め手がありませんでしたが、ラーメンの名店とみ田でつけ麺を食べました。空港店だと空いていて快適です(笑)
餃子もおいしいかったです(撮影忘れて、最後の1個(^^;))。
レストランの中で1軒、圧巻の食品サンプルが目を引く店がありました。これをインバウンド客が見たらインパクトあるでしょうね(笑)
食後は第一ターミナルに戻って展望デッキで飛行機を見学しましたが、とにかく風が強くて、滑走路上空は砂ぼこりでうっすらと黄ばんでいました。
10分くらいは粘りましたが、寒くて居れないので早々に退散です。
これで、航空系の観光は終了。
博物館の体験シュミレーターが一番楽しかったかな。有料(700円)で要予約(当日可)ですが、これはおすすめです。

次は奥さんが大好きな埴輪関連の施設に行きました。
【芝山古墳 はにわ博物館】です。近隣の路肩沿いに埴輪が飾ってあってはにわロードと命名され、町おこし的な動きを感じます。
千葉県は古墳やはにわが多く出土されているそうで、県内で発掘された出土品が展示されたこじんまりとした博物館です。
人物や馬、家などの埴輪が展示されており鮭の埴輪もありました。魚の埴輪なんてめずらしいですね。その中でも帽子・巻き髪・あごひげを付けた武人と呼ばれる埴輪は国の重要文化財に指定された貴重なもので、一見外国人のような風貌で日本人っぽくないのが不思議です。
縄文・弥生時代の日本人ってもっと【ザ・原始人】という無骨な風貌をイメージしていましたが、ここで展示されている武人の埴輪はどこか、アーミッシュの方々のような雰囲気を醸し出しています。
みやげに武人埴輪の小さなレプリカを買いました。
その後もノープランだったのですが、なにかスイーツが食べたい気分だったので、グーグルマップで見つけたソフトクリームの店に行きました。
【新生酪農アイスクリームショップ】です。ちょうどチーバ君の肩のあたりに位置する酪農工場に併設されたショップで、ピザも売ってました。
ここの牧場は栄養成分を多く残せる殺菌方法で処理した栄養価が高い牛乳を生産しているそうで、その牛乳で作られたソフトクリームが絶品との評判なのです。
実際、とっても美味しかったです。ミルク感が強い牧場メイドのアイスって感じです。ソフトクリームにヨーグルト、いちごジャムを合わせたパフェとシンプルなソフトクリームを食べましたが、ヨーグルトもおいしいし、ジャムもちゃんと手作りしている感じです。2個とも300円台とリーズナブルなのも嬉しいです。地元ナンバーの車もポチポチ来ていて観光客向けだけは無い実力を感じました。いいですよ、ここ、お勧めです。
このあとは、【道の駅 むつざわ つどいの郷】の日帰り温泉に入りました。泉質はかなりストロング。色は黒みがかっていてぬめりがあり、しょっぱいです。【お湯が強いので湯上りは温泉成分を流してからでてください】という注意書きがありました。塩分とヨウ素が多いので流さないと湯上りに肌が乾燥してしまうそうです。
この道の駅は、隣や向い側にスーパーマーケット、ホームセンター、コンビニがあって車中泊向におすすめです。
スーパーは【カスミ】で、今回2回目の利用です。そこで総菜を買って夕食にしました。昼のつけ麺がボリュームがあったので夕食は少し控えめにしました。

翌朝は道の駅から近くの海岸の【雀島】に行きました。
夫婦岩とも呼ばれているそうですが、打ち寄せる波と島の景色がなかなか素晴らしいです。
あまり人がいないのもポイント高し。ここで少しゆっくり過ごすことにしました。奥さんは外で潮風ににあたりながら散策していて、私は車内で少し仕事をしました(パソコンでカーオークションの下調べ)。
海でゆっくりした後は、また牧場です(^^;)
調べてみると千葉って酪農が盛んなんですね。知りませんでした。酪農というと信州や北海道くらいしか知りませんでしたが、千葉もそうなんですね。まさか千葉でソフトクリームのはしごをするとは思いませんでした。
2件目は【高秀牧場ミルク工房】です。チーバ君の肩から少しだけ内陸に進んだ場所にあります。
こちらではジェラートを買いました。いろいろなフレーバーがあって、その中からミルク・甘酒・ピーナッツ・濃厚チョコを選びました。ピーナッツは千葉県の特産品なので外せません(笑)ナッツ系の香ばしさがミルクと合います。甘酒もほんのりと酒の風味がして美味しかったです。
ショップのすぐ裏手には乳牛がのんびりと暮らしていて、生産者(牛を眺めながら頂きました(笑)。
こちらではチーズも買いました。
途中の休憩中に少し食べてみましたが、かなり美味しいです。
ブルーチーズは国際チーズコンクールでスーパーゴールド賞を受賞したそうで、かなりスッキリとした青かび系のチーズです。ブルーチーズが苦手な人も食べれそうな感じで、あのクセが好きな人には物足りないかも。でも【いいもの感】溢れるフレッシュなチーズでした。もう一つもクセが無くて美味しかった。店員さんにおすすめを聞いて買いましたが正解でした。どちらもとても質が高くで満足度がすごい。
この後はさらにもう少し内陸に進んで【いすみぽっぽの丘】に行きました。
古い電車の車両を野外展示している施設です。個人の方(養鶏業者さん)が運営している施設の様で、駐車場代1000円で見学することができます。
最初に目に映ったのは営団地下鉄丸ノ内線の真っ赤な車両。昔これに乗って通勤していたことがあるので、懐かしいです(笑)
この旅で歩いた銚子電鉄の車両やいすみ鉄道、国鉄時代の車両、ケーブルカーなどもあって、各車両は車内に入ることができ、鉄オタでなくても気軽に楽しめます。
ブルートレインの寝台車もあって、当時の寝台車の仕組みが見れてキャンピングカー制作の参考になりました(笑)ブルートレインの最終便の車内アナウンスの録音音声が再生されていてノスタルジックな雰囲気も感じました。

車両のひとつが物販販売所になっていて、その日の朝の産みたての新鮮玉子も販売していました。
好きな卵を自分で選んでパックに入れて買うシステム。
オーナーさんが養鶏所の方なので、支援の意味も込めて購入しました。
この規模の施設を個人で維持するのは大変だと思います。
全塗装している最中の展示車もありました。メンテナンスなど維持費もかかりますよね。
展示していあるケーブルカーは、ヘリで輸送してこの場に持ってきたと写真で紹介されていました。
一大プロジェクトですよね。すごいです。
このバイタリティは見習いたいです。
期待以上に楽しめたスポットでした。鉄道好きでなくても楽しめますよ。
千葉県最後の食事は【かさや】さん。大盛系の店で評判ですが、味も定評があるようなので、寄ってみました。
刺身定食とマグロ中おち定食をオーダーしました。奥さんは刺身定食でご飯を半分にしてもらっていました。
刺身のボリュームがすごいですよね、おかずも大盛です。中おちもすごくおいしかった。街の定食屋ではなく市場食堂のクオリティです。
店内はガテン系や体育会系の客層がメインですが、老夫婦の方々もいて、かなりの人気店のようです。生モノ以外の余った分は持って帰れるそうなので、行きやすいですよね。
最終日はずっといすみ市内で観光しました。ランチ迄の時間でしたが、結構充実していたと思います。

少し早いですが、首都圏で渋滞に会いたくないので、ランチを終えて岐路に直行しました。アクアラインは混んでいたので、行きも帰りも寄りませんでした(^^;)。海老名SAで信玄餅アイスモナカを食べてみました。信玄餅はいろいろ派生食品がありますが、どれもイマイチかな・・。
今回の千葉は4泊5日で銚子から始まり、海沿いをいすみ市まで南下しながら観光しました。
振り返ってみると、チーバ君の後頭部から肩までの限られた範囲にまとまっていて、現地ではあまり移動はしませんでした。行く前には銚子鉄道と成田空港周辺しか計画していなくて、あとは現地でネット検索しながら立ち寄りスポットいを探るというお決まりのスタイルでした(銚子の観光で醤油工場見学は外せない合うポットですが、数年前に行ったことがあるので今回は外しました)。遠距離旅なら事前にもっと情報収集するのですが、近場や何度か行ったことがある場所だと、そこそこ楽しめればいいかな。と、気持ちに余裕があるので、行き当たらいばったりを楽しむ旅になりがち(^^;)。泊まる場所も夕方になってから近くの道の駅を検索するだけなので、車中泊の醍醐味を味わえるとも言えますね。
我が家は車中泊を始めてから旅行の数が爆発的に増えました。旅行がすごくスペシャルなイベントではなくて、身近になったという感じでしょうか。キャンピングカーさえ用意してしまえば、あとはガソリン代だけで旅行に行けるという感覚。やっぱり、車中泊っていいですね。
あ、あと、千葉の牧場グルメはすごく良かったです。千葉のイマージが変わりました。今後はもっと千葉に訪問したいと思いました。