1月の末に行った北陸三県の海鮮丼の旅ブログです。
2月の末には、北陸を中心に災害級の大雪ですが、1月下旬はポカポカ陽気の快適な北陸でした。
出発は11時。東名を走り静岡SAで、ドライバーズスポット天神屋の静岡おでんでランチです。
天神屋は車中泊をするようになってからその存在に気が付いたSAのスポットなのですが、今ではかなり頻繁に利用させてもらっています。シャワーもあって、車中泊にはとても便利な施設です。
点灯では静岡おでんをはじめ、おにぎりや総菜、弁当などが販売されています。
今回は静岡おでんとフードコートで買った三島コロッケ。三島コロッケはジャガイモの甘みが強い美味しいコロッケです。

昼食後は高速をひた走り、福井県の「道の駅 越前たけふ」で車中泊。「武生」と書いて「たけふ」と読みます。
この道の駅は北陸新幹線の「越前たけふ」に併設されています。
駅前には広大な駐車場があり、駅の裏手には道の駅があります。
すっかり暗くなってからの到着でしたが、夜中の新幹線の改札を覗いてみました。
いままでも鉄道の駅に併設している道の駅はありましたが、新幹線ともなると小規模ながらちょっと都会的です。
夕食は地元スーパー「ワイプラザ」で買った鮭の西京焼き、天ぷら、ブリの刺身、昆布のおにぎりでサクッとすませました。
昆布のおにぎりは北陸の郷土の味だそうで、昆布の消費量が多い土地柄みたいです。昆布だしの味がするおにぎりでくせになりそうな味でした。
そのスーパーで大量に売っていた箱入りの水ようかんを買ってみました。箱には福井名物を書かれていたので調べてみたら、福井の冬の風物詩らしいです。昔は常温保存しやすかった冬に水ようかんが作られていた名残だとか。木のスプーンが付いていて、それですくって食べるシステム。面白いですね。黒糖の味がしてとても美味しかったです。
夜になっても思ったほど気温が下がらずに、FFヒーターを点けるかいらないかのギリギリの気温でした。
寝る時には念の為シェラフの下に電気敷毛布を敷いて最弱設定で寝ました。早朝、少しだけ寒かったのメモリを上げて温まりました。
北陸の冬なので、寒さをかなり警戒していたのですが、拍子抜けするくらい寒くなかったです。
翌朝はスーパーで買ったピザパンをレンジメートでカリカリに温めました。
昨晩は都会的な景色でしたが、夜が明けると周りには何もない殺風景な景色になってました・・・( ̄▽ ̄;)
田畑だった広大な敷地に線路を通して駅を作った感じで、味わい深いです(笑)
翌朝、朝8時に「永平寺」へ。
かなり大規模なお寺です。参拝の仕方が変わっていて、最初にビルの中に入るんですよね。そこから境内に屋根付き廊下が張り巡らされていて、その廊下を歩き進めると自然と順路通りに参拝できるシステムになっていました。立体迷路の中を進むみたいで、ちょっと面喰いました(^^;)
御朱印所はビルの1階の受付みたいなところにあって、たくさんのお坊さんがまるで役所の職員のようにビル内で働いていました。
いよいよ、北陸3県最初の福井県の市場海鮮丼を食べに行きます!
場所は「福井中央市場」、漁港ではないので福井駅の少し北側の内陸にある市場です。
食堂は3~4軒くらいしかありませんが、買い物客と共に賑わっていました。お店は「お食事処 喜多亭」です。
着いたのは10時ころでしたが、数名並んでいました。
「まかない丼」1400円と「ブリトロ定食」1900円をオーダー。
まかない丼は、これぞ市場の海鮮丼という感じですごいボリュームです。よく言えば「ザ・漢飯」悪く言うと厚切りで大雑把な丼という感じ。刺身がきれいに並べてあるのではなく、テンコ盛り!という臨場感にテンション上がります(笑)なんの刺身かわからないけどとにかくどれもおいしくて、無心で掻っ込む醍醐味が堪能できます。これで1400円は破格ですね。
ブリトロ定食はブリの肉厚ならでは歯ごたえと弾力が味わえて鮮度抜群。
昨晩のスーパーのブリもおいしかったけど、当然ながらそのはるか上をいくおいしさでした。
味もボリュームも価格も大満足でした。
同じ市場内の「群青」という食事処で「せいこカニの押し寿司」と別の店で福井サーモンと真鯛の刺身を夕食用に買いました。
群青の店先に「魚それぞれの旨さを活かしたていねいな包丁さばきで提供しています!」との説明が書かれており、喜多亭のダイナミックな切り方をは違うのだよ!と言わんばかりのアピールを感じました。向かい合わせの店なのでライバルなんでしょうね(笑)次回は群青で食事してみたいと思いました。
食後はノープランだったので、恐竜博物館に再訪するかな~と思っていましたが(以前来た時にリニューアル工事していたところがオープンしてると思ったので)、永平寺に行く途中で「一乗谷朝倉遺跡」という看板をたくさん見かけたので、今回はこちらに寄ってみることにしました。
ここは500年前の戦国城下町の遺跡で、一乗谷全域という広範囲にわたって良好な遺跡が発掘されており、国の特別史跡・特別名勝に指定されています。約50年以上前から現在も遺跡が発掘され続けているとても貴重な場所のようです。
博物館では発掘時に見つかった石敷遺構の上に博物館の建物を建設し、遺跡を屋内展示で見ることができます。
2階には朝倉館を原寸大で再現された建物があり、まるで大河ドラマのセットの中にいるようなとても非日常の空間です。
広い博物館内にドーンと、木造の御殿(部分的にですが)が作られているので、建物in建物で独特な迫力があります。
とても豪華な造りで、福井県の力の入れようがすごいです。
博物館から車ですぐのところに復元街並があります。ここも時代劇のオープンセットみたいです。
メインストリートがあって、山側には塀に囲まれた武家屋敷、反対側には庶民の民家が立ち並んでいて、当時の生活の場が手に取るようにわかります。
復元街並の向い側には博物館内に再現されていた朝倉氏屋敷があった場所の遺構があります。今も発掘作業が続いていて、私たちが訪れたときも作業員の方々が計測をしていました。遊歩道があるので、少し歩いてみました。小高い丘の上から屋敷跡の全景が望めます。
再現されていた屋敷の間取りがはっきりわかる柱跡や中庭の花壇跡などが見えます。
あの豪華な建物がこの場所にあったのだと、脳内で合体させると臨場感がありますね~。
「一乗谷朝倉遺跡」は、とても地味な印象で捉えどころがないスポットなのですが、中身を知るとかなり貴重な遺跡というのがわかりました。
この後は、先ほどの永平寺方面に戻って「永平寺温泉 禅の湯」で入浴。地域密着型施設のようで地元の方も多かったです。湯は少しぬるめで優しい肌触り。道の駅に併設されているので、道の駅の売店にも寄りました。そこで、永平寺御用達の厚揚げとまた昨日とは別メーカーの水ようかんを購入。
「道の駅 こまつ木場潟」まで移動して、北陸2県目の石川県に入り、そこで車中泊しました。
まずは、厚揚げをレンジメートでさっくり焼いて、福井の地酒「一本義」で晩酌タイム!
一本義はさっぱりしていて飲みやすい味わいで、厚揚げと相性良かったです。この厚揚げ、見た目よりもずっしりと重いです(笑)その分とてもジューシーでした。
夕食は市場で買った海鮮です。福井サーモンはクセが無くてさっぱり系、真鯛は濃厚でした。せいこがにの押しずしは足の身の味というより、甲羅内のミソの味がしてちょっとクセがあり、好きな人は大好きだけど苦手な人もいるかも。私は好きな味でした。
今回の旅で2回目の水ようかん。前回は「久保田」で今日のは「泰鳳堂」です。大豆と黒蜜味の2種類あり、黒糖味を買いました。
味比べとしては、久保田よりも泰鳳堂の方がコンサバというか個性が薄い感じです。黒糖の上品な味わいが際立ち、久保田は素朴でインパクトがあったかな・・。どちらも瑞々しくて一般的なプルンとした水ようかんとは違った食感がとても新鮮。木べらですくって食べるのも楽しいです。自分的には1箱一人でバクバク食べれそう。子供の頃、レディボーデンの大きなアイスを一人で食べたかった欲望に通ずるものがあります(笑)
福井の冬の味覚が楽しめて大満足でした。
朝食はスーパーで買ったクルミパンと無印良品で買い置きしておいたフリーズドライのミネストローネスープ。このスープは美味しいのでいつも常備食品として用意しています。
食後はさっそく福井県の海鮮市場に向かいます。

石川県の海鮮丼はこちら! 金沢市中央卸売市場の「魚河岸食堂 中央市場店」です。金沢市中央卸売市場は金沢駅の西側に少し走ったところにあります。ここは行列店ということで、朝8時に到着しました。開店準備も始まっていない様子だったので店前の駐車場に停めて、車内で仕事(パソコン作業)をしながら開店を待ちました。1時間くらいで番号票の準備が始まったので1番をゲットしました(笑)
オーダーしたのは「特盛てんこ丼(1300円)」と「漁師の荒磯丼(1700円)」です。鮮度抜群でメガ盛り!コスパ最強ですよね。ビックリです。
昨日の福井も旨かったけどこちらの方が若干上手かも。甘エビもすごく甘みが強くて旨かった。両県も頂上決戦のようなクオリティです。北陸、恐るべしです。
大満足のランチのあとは、少し南下して「コマツの杜」へ。
JR小松駅の目の前にある、重機で有名なコマツのPR館といった感じです。まず目を引くのが国内ではお目に架かれないような巨大なダンプカーとショベルカーです。体験乗車できる時間帯もあるのですが、うまく合わずに今回は眺めるだけで我慢(^^;)
ビルのように見上げる巨大重機は圧巻です。一見の価値アリです。
敷地内にはコマツの歴史を紹介する施設やヴィンテージの農耕機械なども展示されており、サクッと見るだけでも楽しいです。もちろん無料です(笑)

とにかくその迫力はすごいですな~。
ここ目当てに!とまでは行かなくても、ちょっと寄り道する感じだったら後悔しないスポットだと思います。
本当は体験乗車などできたら、もっと楽しかったんでしょうか・・残念です。
今度は北上して能登半島の付け根の能登島の温浴施設に向かいます。
2回目の訪問になる、家族風呂がある「島の湯」です。少し塩気があって少し茶色い温泉です。毎回温泉を入れ替えているので常にフレッシュなお湯に浸かることができるという、お勧めの温泉施設です。すごく、温まるので特に冬場はいいですよ~。
この後、車中泊スポットに向かうのですが、当初は能登島近くの「道の駅 なかじまロマン峠」に行く予定でしたが、先の地震の影響で通行止めが数か所あり、なかなかたどり着けなかったので、行き先を「道の駅 能登食彩市場」に変更しました。
途中でスーパー大阪屋にて、総菜を買いました。
まずはイワシのマリネとハイネケンで晩酌。スーパーで売っていた金沢グルメの「ゴーゴーカレー」のレトルト。コロッケを合わせてコロッケカレーにしました。ご当地の流儀に合わせて千切りキャベツも添えました。カレーはかなり黒くて、ドロドロしています。味は濃厚で旨味が凝縮されていてパンチがあります。以前に金沢に来た時は金沢カレーの「チャンピオンカレー」を食べましたが、それよりもパンチを感じました。個人的にはゴーゴーの方が好きです。
翌朝、道の駅周辺を散策しましたが、何カ所か立ち入り禁止のコーンやトラロープが張られていて、災害の爪痕が残っています。
早く復興できる事を願わずにはいれません。現地に来ると切に思います。
道の駅の前に出店のような形でカニ汁の販売があったので、買ってみました。カニの半身がありますが生中身はほとんどなくて、カニ出汁のみそ汁という感じ。でもカニの風味は味わえるので、寒い朝には旨い一杯でした。結構お客さんも来ていましたね。
道の駅の売店でかき餅というカラフルな餅とそれを揚げた揚げかき餅、おはぎを買いました。
かき餅は能登の冬の風物詩で、餅を軒先の寒風に当てて保存食として昔から食べられていたそうです。焼いたり揚げたりして食べるのだそうですが、揚げてあるのも売っていたので、そちらも買いました。まず色彩豊かな見た目が目を引きました。桜エビ、コーヒー、明太子、紫蘇、青のり等々様々な風味に合わせての色彩のようです。見ていて楽しいし、少し甘くてサクサクしていて、駄菓子のような美味しいおやつでした。
道の駅で少しのんびりしました。というのもこの日は祝日なので、市場の海鮮系は激込みと思うので、この日はインターバルを置くことにして海鮮はお休み。ランチは北陸3県を貫く国道8号線を中心に展開している「8番らーめん」にしました。この店は3度目の訪問ですが今回の目的は期間限定の「牛もつラーメン」です。万人受けする甘めのやわらかい牛もつで麺はチョイ太目で食べ応えがある一品でした。奥さんは味噌ラーメンが食べたかったので、餃子定食にしてライスをもらい、ギョーザはシェアしました。8番らーめんは激うま!という店ではなくて、気軽に行ける幸楽苑みたいな店です。8番のナルトがご愛敬の地元の味。北陸に来るたびに1度は寄ってます。とにかく国道8号を走っていると目に入るんですよね、で、ついつい寄ってしまう(笑)
この日は北陸3県海鮮丼の旅のオフ日なので、ゆるゆるとさまよい「道の駅 織姫の里なかのと」に寄りました。
ここにもかき餅がたくさん!渋めのマットカラーも多いです(笑)
冬は曇天のイメージがある富山で見事な快晴!立山連峰も綺麗で車窓の風景は最高でした。
適当に観光スポットを探して気になった「能登国一宮 気多神社」に寄りました。何が気になったかというと境内に「入らずの森」というエリアがって、ちょっと神秘的な感じがしたからです。
実際に行ってみると、とりあえず本堂周辺は常に説法や神社に由来がスピーカーでガンガン放送されていて、奇妙な空間です(^^;)
お守りやおみくじなども多数あり、どちらかというと世俗っぽい(^^;)
うさぎ型のおみくじを買ったら「氣」という書が付いてきました。この書を買いに来た参拝客もいて、なにげに人気なのだなとちょっと驚きました。(実際には書は売っていなくて、お守りや御朱印などに付属するサービス品のようでした)
境内の奥の方に「入らずの森」の鳥居があります。縄文時代からの原生林が広がっているのだとか。
鳥居の奥には入れませんが、氣がバシバシ流れているらしい・・。残念ながら氣は感じられませんでしたが、とても落ち着くというか、ジブリちっくな幻想的なオーラは感じました。
氣を十分にチャージして、いよいよ北陸3県の真打「氷見の寒ブリ」エリアに突入です。
氷見漁港近くの「道の駅 氷見」隣接の「氷見温泉郷 総湯」という温泉施設でのんびり湯浴みを楽しみました。昨日のしょっぱい温泉を少し強くした感じの泉質で、しっかり温まりました。
「道の駅 氷見」は温泉施設併設で、徒歩圏内に漁港食堂があって、もう車中泊のためにあるスポットですよね(笑)広い駐車場にお仲間が何台か停泊していました。
入浴の後は、道の駅売店で買っておいたイカの串焼きをアテに晩酌タイムです♪ 肉厚でぷりぷりのイカの歯ごたえと甘みが強いタレが相まって、最高です。
この日の夕食は「道の駅織姫の里なかのと」で買っておいた能登牛の切り落としをつかった肉野菜炒め。炒め物はレンジとレンジ―トでも作れるのですが、強火でささっと炒めたい時はカセットコンロを使います。エルグランドは狭いのでカセットコンロもコンパクトなものを使っています。淡いモスグリーンが奥さんのお気に入りです。
能登牛は自宅から持参した焼肉のたれで味つけして美味しく頂きました。
翌朝、6時30分ころトイレに行ったら、朝焼けがとても綺麗でした。海側から朝日が昇り、紺色からオレンジに空が2色に別れていてコントラストが美しい。
二度寝してから8時頃起きて、氷見漁港まで散歩がてらに食堂の混み具合を偵察に行きました。9時で7組待ちでした。さすがにまだランチには早いので、一旦道の駅まで戻って、車内のかたずけしたり展望台で景色を眺めたりのんびり過ごしてから、今度は車で氷見漁港に向かいます。
10時に着いて、15組待ち。早めのランチってところで丁度良い感じですね。アジア系のインバウンド客のグループも数組いました。ここまで来るんですね。やっぱりグルメの集客力ってすごいです(^^;)
メニューは店前に掲げてあります。さすがに「氷見の寒ブリ」は今までの市場の海鮮丼とは価格が違います。ブリ丼定食で3000円です(^^;)
どんぶりいっぱいに広がった寒ブリです~!生と炙りが半々で、真ん中にトロがあります。
サイズは大振りでは無くて食べやすいサイスです。さすがに旨いです。が・・、前の2軒が大振りのぶつ切りで豪快に食べるタイプだったのでいささか迫力不足という印象。美味しいのは間違いないのですが、漁港や市場というある種の臨場感が足りない気がしました。正直、コスパはそれほど良くないです。(もともとこちらの市場食堂はそれほど安くはないのですが・・)
定食に着いてくるあら汁は安定のおいしさ。大きなつみれが柔らかくて食べ応えがあって美味しいです。奥さんはつみれが多すぎるといってましたが、テーブルのカセットコンロで温めて食べるスタイルはいいですね。
この店は2回目の訪問ですが前回は寒ブリの時期ではなかったので、ちょっと期待値を上げすぎたかなぁ・・。
まちがいなくとっても美味しいのですけど・・この物足りささは・・なんで??(^^;)
今回は奮発してブリしゃぶも注文しました。ブリ丼と同じサイズの刺身が6切れ入ってます。ここで物足りなさの原因がわかりました。
数年前に氷見の寒ブリを食べにきたときは漁港近くの「ひみ浜」という店で食べたのですが、ここは10キロ以上のブリしか提供しないというこだわりがあり、コース料理でボリュームもスゴイ店だったんです。そこのイメージが強く印象に残っていたので、無意識のうちにそれと比べてしまっていたんですね。しゃぶしゃぶの切り身の大きさが多分2倍くらいあった記憶があるので、これを見てピンときました(^^;) ひみ浜はコースで1万円弱の価格だったので、そりゃぁ違いますよね。量もで食べきれないほどのボリュームでしたし。
もう年齢的にもお財布的にもひみ浜はキツイけど、市場食堂だとちょっと物足りない・・。
次回は別の店を探そうかな。これで、来年の楽しみが増えました!
今回の旅のメインが終わったので、そろそろ帰路に向いながら適当に観光スポットに寄りながら走ります。
とりあえず「道の駅 雨晴」に寄り道しました。ここの駐車場って狭くて停めにくいのですが、エルグランドサイズだと、普通乗用車なので、気楽に立ち寄りスポットを選べるのでいいですね。以前に7m超のキャンピングカーで来たときは、2台分しかない大型エリアに停められたのですが、たった2台分なので、着くまでハラハラしたのを覚えています(^^;)

雨晴海岸なめの立山連峰の勇姿です。
これぞ富山を代表する絶景ですね。見ることが出来てすごく嬉しいです。
次に「川の駅 新湊」というスポットに行きました。ネット検索で見つけたのですが、実際に行ってみると、なんとも捉えどころがない感じ。
この辺は内川という細い川を中心としたノスタルジックな雰囲気が残る町並みを散策できるスポットらしいのですが、川の駅は無人でパンフレットが数枚あるだけ。。レンタサイクルもあるみたいですが、なにせスタッフさんがいないので何もできないんですよね。山車が展示されているので、それを見学して、周囲を歩いてみました。橋から川の両脇に風情ある景色が広がりますが、これと言って見所があるわけではないので、なんだか観光スポットとしては肩透かし食らった感じです(^^;) 時期が悪かったのでしょうか・・川の駅内にはカフェらしいスペースもありました。単純に休館日だったのか?? とにかく早々に次のスポットに移動しました。
次は新湊大橋の「愛の風プロムナード」に行きました。ここは新湊大橋の車道の下に歩道があってそこを無料で歩くことができる施設です。
西側のエレベーターを昇り、歩道に到着。以前に鳴門大橋のうずしおを観察できるという同じような橋の車道下の歩道に行ったことがあるのですが、そこに比べるとちょっと寂しい感じ。眺望は良いのですが、曇った窓ガラス越しの景色はイマイチ臨場感がありません(^^;)
話のネタに一度歩いてみるのは良いかもしれませんが、華が無いですね・・(^^;)
地元民らしき男性がジョギングコースとして利用していたのが印象的でした。
新湊大橋の歩道も肩透かし物件だったので、近くにある「新湊きっときと市場」に寄りました。
中国人観光客のバスツアーの立ち寄り時間に合わせて店頭で茹でガニが売られていました。結構なお値段でとても日本人的には購買意欲が湧く価格では無かったように感じました。完全にインバウンドよりですね(^^;)
店内はあまり活気が無くて、特に欲しいものも見つけられませんでした。
この後は「道の駅 カモンパーク新湊」で特産品の白エビを使ったお手軽グルメの白エビのかき揚げを食べました。でもほとんどが玉ねぎで白エビの旨味を感じることはできず、もやもや・・(^^;)
氷見漁港以降の立ち寄りスポットは軒並み微妙な印象で、雨晴海岸の景色だけが一見の価値アリ!とおすすめできる場所でした(^^;)
なんか
そんな状態でちょっと消化不良な心持ですが、ここから帰路に向いました。途中、塩辛の工場直売所の看板を見つけたので、寄ってみることにしました。イカ墨を使った塩辛を製造販売している店でした。前回の富山訪問の時に買ったほたるいかの黒作りが美味しかったので、黒作りには興味あります。「えんぺら」というのはいかのミミだけを使った塩辛で、「黑作り」というスタンダードなものと2種類買ってみました。
イカは特に肉厚では無くて小ぶりでしたがイカ墨の風味が最高でした。酒飲みの友!
最後の立ち寄りスポットは「道の駅 細入」。トイレ休憩のついでに甘金丹という和菓子うを買いました。味は仙台銘菓の萩の月系でした。この萩の月系は全国的にありますよね(^^;) 不ふわふわのスポンジとカスタードの組み合わせなのでどれもハズレは無いですが、でもやっぱり本家の萩の月が一番おいしく感じます(笑)
帰路途中の休憩時に福井県内で買ったご当地銘菓「生羽二重餅」を食べました。「生」というだけあって、フレッシュ感があります。
今回の初日で買った福井の水ようかんのようなビジュアル。福井県民はこの箱から直にすくうスタイルがすきなんでしょうか?(笑)
こちらも木べらですくって食べます。柔らかくて甘くておいしいです。いやほんと、見た目より全然美味しかったですよ!
同じ福井県の永平寺近くの土産店で買った永平寺御用達の胡麻豆腐を買いました。これは自宅で軽く湯煎して温めて食べました。ねっとりとした食感が特徴で付属のみそだれをかけて食べます。精進料理の雰囲気が味わえる美味しい胡麻豆腐でした。
今回の旅はこれにて終了。
福井・石川・富山の北陸三県の海鮮丼巡りの旅でした。
価格的には富山の鮮魚物価が他の2県より少し高い印象でした。というより福井、石川が安すぎる感じ。とにかくコスパが良くて新鮮!という印象でした。もちろん私たちが寄った店限定の話なので個人の感想なのですが、再訪したいのはダントツで石川県でした。もっと石川県の海鮮は深堀してみたいです。