大好きな富山県に3泊4日の車中泊に出かけます。(出発は去年の11月上旬です)
富山県については、ここ数年youtube 「富山の遊び場」が好きで見ているうちに好きなった県です。
それまでは新潟から金沢間の日本海側の通過点というイメ―ジしかなくて富山の事をよく知りませんでしたが、「富山の遊び場」からいろいろ情報を見るようになりました。
「適度に田舎で、適度に都会」なので、車中泊もしやすいと思います。
という事で今回で3度目の富山旅です。
出発日は個人所有の車の車検を通して(更新日ギリギリだったので)から、午後からの出発でしたので、ちょっとバタバタした出だしでした。
中央道・長野道を経由して安曇野ICから下道を走り白馬経由で糸魚川を目指します。
最初の車中泊は海沿いの「道の駅 親不知」を目指して、翌朝に清々しい日本海の朝!を眺める予定でしたが、予定より時間がかかってしまったので手前の「道の駅 小谷」に変更しました(涙)。
夕食の食材は、安曇野ICを降りてすぐ近くにある「スーパー原信」で、すでに調達済なので道の駅に着いてすぐに夕食タイムです。
原信ではちょっと珍しいコーンポタージュ味のドレッシングを買ってみました。後はレバニラ炒めやから揚げ、コロッケなど特に地域性は無いですが、美味しそうなのを適当にチョイス。コーンポタージュ味のドレッシングはサラダに掛けるとコーン入りサラダ風味になりました。新潟の星という揚げせんべいを酒のあてに前回の車中泊で買った〈七笑〉の生酒で晩酌しました。
翌朝はスーパーで買っておいた調理パンをレンジメートでカリっとあたためました。ウチは日常生活では朝食はご飯党なので「調理パンの朝食」というのは車中泊ならではの、愉しみです。
昨晩は気づかなかったのですが温泉施設が併設されていました。時間的に入れませんでしたが、トイレ周辺に温泉の硫黄の香りが漂っていて
パワーが強そうです。今回はオープン時間に合いませんでしたが、次の機会にぜひ入浴してみたいです。
今回の富山旅の立ち寄りスポットは、前回富山訪問時に悪天候のため見送っていた「称名滝」と、人気のラーメン屋「あざみ」、奥さんは富山産のチューリップの球根を買う、旨い海鮮を食べる。がメインという感じで、あとは現地で探してみたいと思います。
まず朝一で、行列が出来るといわれている「中華そば専門店あざみ」に来たのですが、開店1時間半前に到着。
さすがに平日という事もあって並んでいる人はいませんでした。
すぐ隣に滝業で有名な「日石寺」があったので、開店前の待ち時間の間に参拝することにしました。
日石寺はyoutube 「富山の遊び場」でも紹介されていて、年間数千人の人が修行に来るそうです。(夏だったら涼しくて良い経験になりそうですが、さすがに冬は厳しそう)。
寺は本堂に岩に刻まれた国指定・重文の不動明王像をはじめ、巨岩をくりぬいた中に弘法大師の石像が祀られていたり、岩と寺とのコラボが特徴のようでした。ほかにも観音堂や三重塔、八十八カ所零場など見所満載の寺でした。
開店30分前に店に戻りましたが、ようやく駐車場に2台ほどの車が停められている程度で、行列はできていません。
とりあえず一番乗りで並びました。ガラス張りの作業場で店主さんが製麺している姿を見ることが出来ました。
開店時には数名の行列が出来ていましたが、平日なら開店時間に来ても一巡目で入店できそうです。
(でも駐車場がわかりにくいので、初見の人は店前の案内板を見てから駐車することになるので、右往左往する可能性あり。少し早めの方が安心ではあります)
いよいよ実食。第一印象は器に並々と盛られたボリューム感。前情報で聞いてはいましたが「小」でこのボリュームはすごい。
やはり特徴は平打ちの自家製麺で、もちもちで旨いです。若干柔らかめですがちじれ麺にスープが良く絡み、ずんずんすすってしまいます(笑)
スープは塩気は多めですが甘みも感じられて角が立たないまろやかな風味で、こちらも旨い。
口コミでは緑のタヌキのような味だなんて書かれていることもあるようですが、全然違います。旨いです。
またこちら方面に来ることがあったら是非再訪したい店です。おすすめです!

滝に向かう道の途中、滝の手前には「悪城の壁」という日本一の一枚岩の岸壁がそそり立っています。
車窓から眺めただけですが、展望台もあったようです。
停まってじっくり見ればよかったかな・・。
どちらにしても称名滝は四季折々の景色が楽しめるので、また訪れたい場所です。
次はリベンジ物件の「称名滝」です。
前回は7m超のトラックベースのキャンピングカーで滝手前の駐車場までは来たのですが、天候がイマイチで滝の上部が見えなさそうだったので、滝まで行かずに次回への宿題としていました。
数年越しにやっと来れました。
やたら立派なカメラを手にした観光客が多いなと思ったのですが、丁度この日に周辺の山に初冠雪していたようです。一部紅葉も残っていて、とても独特な綺麗な景観でした。
駐車場から30分ほど緩やかな上り坂を歩くのですが、道中この壮大な景色を堪能できました。
そしていよいよ滝とご対面。
遠くから少しずつ見えてはいたのですが近くで見ると大迫力!
落差350m「日本一の落差」を誇る富山を代表する景勝地。
さすがです。
「日本の滝百選」「国指定の名勝」「日本の音風景百選」と、様々な冠を得ているのも納得です。
滝から市街地方面に山を下る途中に、名物スーパーがあるので寄ってみます。
「立山サンダーバード」というコンビニなのでが、変わった具のおにぎりやサンドイッチが名物で、たくさんのメディアやyoutubeで紹介されています。
店内は撮影禁止という注意書きが入り口にドーンと貼ってありました。おそらく、撮影だけして何も買わない観光客が多発したのではないでしょか・・。
店内は思いのほか狭くて照明も暗めで、おじいちゃんが一人で店番していました。
商品のラインナップは店内の半分くらいがアパレル系で、サンダーバードのロゴ入りのトレーナーやトートバッグ、雑貨などが多数販売されています。デザインはカジュアルで完成度は高いと思いました。物も良さそうでしたが価格は高めに感じました。
名物のサンドイッチとおにぎりは平日のせいか、数は少なめでしたがジビエ系のおにぎりを買ってる人が何人かいました。
私たちは、ちょっとだけ変わり種の「チャーハン&餃子」と安定の「卵&マスタード」サンドを買いました。
あとはガラナ(北海道で有名な炭酸飲料)と、サンダーバードのロゴ入のキーホルダーを購入。
次は富山のショッピングモール「ファボーレ」に行きました。こちらも「富山の遊び場」で良く話題に出てくるデートスポットです。
別に観光スポットではないのですが、夕飯の買い出しも兼ねて訪問してみました。
聖地巡礼ではないですが、良く見ているyoutube チャンネルで紹介されている場所って、ついつい行きたくなりますよね(^^;)
まあ、想像通りのよくある大型ショッピングモールでしたけど(笑)
買い物が終わって店から出たら、立山連峰がとても綺麗に見えていました。
温泉に行きます。
前回も寄った「金太郎温泉」に隣接された「カナルの館」です。ここには家族風呂があるので、ゆっくりできておすすめです。
前回は7m超のキャンピングカーだったのですが、それでも余裕で停めることができるくらいの広い駐車場があります。
富山県は宇奈月方面以外ではあまり天然温泉が無いので貴重なスポットなのでしょうね、いつも賑わっています。
泉質は硫黄の香りがして少し白濁していて、なかなか良い感じです。翌朝まで車内に少し硫黄の香りが残るタイプのやつです(^^;)
この日は海沿いの「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」で車中泊。
道の駅に着いたのが20時過ぎと、ウチにしては遅かったのでファボーレで買った刺身と、サンダーバードのサンドイッチとコンビニのおにぎり等でささっと夕食にしました。
サンドイッチは想像通りの味でしたが、中華味のサンドイッチというのが不思議な感覚で、楽しかったです。本当は熊肉のおにぎりとかにチャレンジしたかったですが、勇気が出ませんでした(^^;)
翌朝はファボーレで買ったカレーパンとピザパンをレンジメートでカリっと温めて食べました。
「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」で車中泊するのは2度目なのですが、何となく居心地が良くてお気に入りです。
建物はコンクリート打ちっぱなしのモダンなデザインで、立山や富山湾を見渡す展望台があり、早朝など外でまったりするのが気持ち良いんです。
お仲間(車中泊車)もちらほら停まっています。
二日目は富山駅方面に移動して、「富岳運河 環水公園」に向かいました。
今日1日は公園の駐車場に車を停めて、駅周辺を観光します。駐車場の台数はあまり多くないので早めに出発して駐車場オープン直後の朝8時30分ころに公園に着きましたが、満車寸前でした。
天門橋という展望台からは富山連峰のビューがすばらしい。富山でこれだけ晴天なのはラッキーではないでしょうか。
一時期「世界一景色が美しいスタバ」と言われていましたが、ちょっと海外っぽいロケーションで確かにきれいですよね。
まずは「富岳水上ライン」という水上バスで観光します。朝一番の便のチケットを買いました。
ガイドさんの説明を受けながらゆるゆると運河を進みます。この時は浄化設備が故障してるので水質が濁っていてすみませんと言っていました。本来はもっときれいなんでしょうね。まあそれほど気にはならないレベルでした。運河に沿って歩道に丸い岩のオブジェが並んでいますがこれは富山で有名な歴史ある薬の形をモチーフにしたそうです。富山の薬売りってありますよね、その関連の薬かな・・。
このクルーズのメインは「水のエレベーター」。
中島閘門という扉があって、それらを開閉することにより水位の調整をして、水位差がある運河を通過するシステムです。
パナマ運河方式の閘門で、国指定重要文化財にも指定されています。
水のエレベーターとは、船の前後を鉄の門で挟まれたエリアに水がドンドン入ってきて水位を上げることにより、2.5mほどの水位の差を埋めてから数位の高い方の運河に出ていく。という工程の事で、帰りは逆の工程で水位が低い方に戻ります。
水のエレベーターを通った後にこのシステムの操作所を見学するために上陸できます。
畳みの宿直部屋や風呂設備があります。作業台は大理石の立派なものでした。
閘門見学が終わるとUターンして展望橋の方迄戻ってきて、スタバや都会的なガラス張りのレストラン、壁に翼の絵が描かれたインスタ映えスポットなどを眺めながら進み、一番富山駅寄りの所まで行ってそこでUターンして、クルーズ乗り場に戻って終了です。90分くらいの乗車時間はあっという間に終わってしまいました。とても楽しかったです。もっと遠くまで行く別ルートもあったので、次回はそちらに乗ってみたいです。
帰りにダムカードみたいなカードを頂きました。閘門の様子が良くわかる写真ですね。
この日が本当に晴天で、展望橋からの立山連峰の眺めが最高でした。
運河沿いには「富山県立美術館」があって、屋上が「オノマトペの屋上」という屋上の施設が特徴で、オノマトペ(擬音語)からイメージした遊具があるそうなんです。そこを展望橋から少しみることができました。人が何かトランポリンにたいのでぴょんぴょんはねているのが見えるんですけど、屋上から転げ落ちそうに見えて、ハラハラしました(実際はそんなこと無いんでしょううけど、隣の観光客も「なんか落ちそうで見てるのが怖い~」と言ってました(^^;))。この美術館も次回訪問してみたいです。
運河沿いの施設はどれもとてもスタイリッシュで富山駅周辺はとても都会的なイメージでした。
富岳運河から駅までは徒歩10分ほですが、その間にhが綺麗な大通りがあって、オフィス街にもなっていて富山県が推奨している「コンパクトシティ」を体感できます。富山駅には新幹線はもちろんJRや私鉄、路面電車のすべてが乗り入れていて、公共交通機関が集約されているようです。特に路面電車乗り場がが富山駅の一部に組み込まれていて、ちょっと特徴的な風景になっているように感じました。
この富山駅の風景、妙に好きなんですよね(笑)。
駅ナカのレストラン街「とやマルシェのれん横丁」の「氷見きときと寿し」でランチにしました。
駅ナカの昼時なので大行列でしたが、40分くらい並んでやっと入店できました。オーダーはタッチパネル式なので、気軽に注文できます。そしてカウンターの後ろには立山連峰の大きな写真がドーンと誇らしげに飾られていて、富山感をひしひし感じます。この手の富山連峰のパノラマ写真は県内の海鮮関連の店で良く見かけます(笑)
ネタはどれもおいしくて、自然と笑みがこぼれます。
特にマグロの赤身の味が濃厚で美味しくて2皿食べました。ほかにも海老や貝類も食感が最高で、まだ寒ブリの時期では無かったですがブリもおいしかったです。
車中泊だと郊外の自然物件を中心に巡ることが多いのですが、エルグランドサイズ(ハイエースのナローや、タウンエースなどもそうですね)だと気軽に駅周辺にこれるので、7m超のトラックのキャンピングカーではできない楽しみ方を積極的にしていきたいと思っています。全国の都道府県の中心駅周辺巡りなんかも今後たくさん行ってみたいです。
食後は富山駅から路面電車に乗って「富山市ガラス美術館」に向かいます。
最寄り駅で降りたのですが、最初美術館の場所が良くわからなくてウロウロしちゃいました。マップ上だと角地なんですが実際はその隣で、エントランスが若干奥まってるので見つけにくかったです(^^;) 普通、美術館って広い敷地にドーンと建ってるイメージなのですが、こちらは街中のビルに紛れてる感じでした。
建物は有名建築家・隈研吾氏のデザインです。隈研吾といえば木材や石などを多用したデザインが特徴ですが、ここでも平板をバンバン使ってます(^^;)
キャンピングカーの内装のデザインの参考にするために、たまに有名建築を見学したりするんですが、最近隈研吾風の建物が増殖してますね。特に新しい道の駅や公共性の高い建築物に「隈研吾様式」多い気がします。こちらはガラス美術館ということもあって、木材+ガラスの空間という感じでした。入ると、ます中央が広い吹き抜けになっていて、そこにエレベーターがドーンと貫いている様子が目に飛び込んできます。
この日はガレの企画展が開催中でした。受付の方に「常設店だけだと20分ほどですよ~・・」と言われたので、常設展とガレの特別展の共通チケットを買いました。
ガレはランプシェードなど、他の個展で見たことはあったのですが、ここではフラワーベースが多数展示されていました。
時代が古いので当然なのですが、ザ・骨董品というクラシカルな魅力がありますね。
次は常設展を鑑賞。ちなみにこの美術館は最初に吹く抜けのエレベーターで最上階まで上がって、降りながら鑑賞を進めるスタイルでした。
常設展はガレの重厚感をは対照的に現代的でポップな作風。ビビットな原色や躍動感あふれる元気なデザインが目を引きました。
ダイナミックな作品も展示されていてとても見ごたえがあり、素晴らしかったです。ほかにも撮影NGエリアに異素材を組み合わせたアバンギャルドな作品もたくさんあって、ガレの企画展を見なくても十分に満足が行くものだったと思います。
新しい感覚っていいな~と思いました。それもガレのような対称物があるからそう感じたのかもしれませんね。
富山駅まで戻る途中に富山市役所に無料の展望塔があるので、寄ってみました。歩いても行ける距離でしたが、また路面電車に乗りたくて3駅ほどでしたが路面電車に乗って移動しました。
市役所は閉まってるのかと思うくらいひと気が無くて、不安でしたが、展望台行きのエレベーター前だけ数名の観光客がいました(^^;)
ここからも立山連峰が綺麗に見えます。昨日から立山連峰の景色を堪能しまくりです。富山県は曇天が多いらしいので、かなりラッキーな気がします。
ガラス美術館と展望台の観光を終えて駅から富岳運河の駐車場まで歩いて戻る頃にはもう夕方。少し車内で休憩しました。
スーパーで買った〈サラダパン〉という滋賀県のご当地パンを食べました。コッペパンの中にマヨネーズとたくあんのみじん切りが入ったものです。たくあんのパリパリした食感と塩味がアクセントになった和風味の調理パンといった感じです。
想像通りの味で、すごくおいしい!という味ではないですが妙にハマる味です。味がさっぱりしているので、ちょっと小腹が空いたときに良さそう。近所に売ってたら嬉しいですが、自分でも作れそう(笑)
富岳運河は日没後ライトアップされて、結構にぎわっていました。
今宵の車中泊は「道の駅 となみ」です。明日の目的地に近いので選んだのですが、駐車場のレイアウトはイマイチでした。
狭くて細分化されたレイアウトなので、なんか落ち着かない感じでした。
夕食ですが、まずは前回の車中泊で買った七笑の生酒とナッツで晩酌したあと、富山の地元スーパー「大阪屋」で買った刺身と総菜とレンチンご飯でしまめした。大阪屋は庶民派のスーパーで、道中で何軒も見かけました。リーズナブルでお財布に優しいです。
「道の駅 となみ」は街道沿いなので夜うるさいかと心配しましたが、意外と静かで滞在しやすかったです。
翌朝はバゲットをレンジメートでトーストしたのと、無印良品で買い置きしておいたフリーズドライのミネストローネ。
レンジメートを使うと電子レンジでもトーストがカリっと作れるので、GOODです。
今日の目的地はこの道の駅近隣の「チューリップ色彩館」です。道の駅のすぐ裏には「チューリップ公園」もあって、砺波の特選品んpチューリップ推しのエリアです。公園は春の開花時期の広大な花壇が見所なのですが、その他の時期でも散策がてらご連水車とか散村農家の母屋などの移築展示の見学は楽しめました。
公園の横にある「チューリップ色彩館」は砺波の特産品であるチューリップを年間通じて楽しめる施設です。
館内には富山産をはじめ多種多様のチューリップが咲いていて、チューリップの楽園とった趣きです。想像以上にたくさんのチューリップが咲いていて、メンテナンスなど大変だろうなと感じました。
ガーデニングが趣味の奥さんのリクエストで寄ったのですが、チューリップの開花の仕組みや日本に輸入された歴史なども紹介されていて、園芸にそれほど興味がない私も楽しめました。
最後に奥さんは富山産のチューリップの球根を買いました。その後、庭の一番日当たりが良い場所に植えて、春の開花を楽しみにしています。
その後、入館料とカフェのセットのチケットを買っていたので併設のカフェに寄りました。
チューリップソフトを食べました、色はピンク色ですが味は普通のバニラ味でした(^^;)
色彩館の一部に手作り市のようなイベントが開催されていたので少し覗いてみたのですが、これがクオリティが高くてビックリ。一般の方々が趣味で製作した陶芸や洋服、バッグや料理(総菜弁当)を販売しているのですが、どれも素晴らしい完成度でした。奥さんは大興奮で各店舗を巡り、小さな陶器の花瓶を買っていました。思いがけず気に入った買い物が出来てご満悦のようです(笑)
この後は少し足を延ばして氷見漁港に向かいました。
お目当ては「氷見漁港食堂」です。ここも2度目の訪問ですが、昼時ということもあって今回の方が混んでいました。
もうセリは終わっていて閑散としたセリ場を見下ろしながら、45分ほど待ちました。
漁師汁付きの海鮮丼を食べました。
海鮮丼の具はブリと鯛と後は何か・・説明を聞き逃してしまい何の魚かわからなかった白身のお魚がとても美味しかったです。一見淡白な味に見えるのですが旨味が凝縮されていて味が濃い!寒ブリ間近のブリも脂がのっていてでも刺身の角が立っている感じのサクサクとした歯ごたえが最高です。やっぱり氷見の海鮮は最高です。漁師汁は魚のアラとつみれが入っていて、テーブルのコンロで温めながら食べるので熱々出来立てが味わえて、これまた最高なんです。あ~遠くから来てたくさん並んだけど、それでも良かったなと満足度が高いランチでした。絶対、また来ます!(笑)
氷見漁港からも海越しの立山連峰を臨むことが出来ました。2日続けて快晴の立山連峰を見ることが出来てもうお腹いっぱいです(笑)
このあとは、漁港近くの「道の駅 氷見」で夕食の買い出しをしてから、内陸の「五箇山合掌の里」に向かいます。
散居村が展望できる駐車場あったので寄ってみました。ほかの場所にもっとちゃんとした展望台があるようですが、今回の旅の最後の観光スポットの五箇山に行くのが遅くなるのは避けたいので、この駐車場からサクッと眺めました。おそらく季節によってもっときれいな眺望なんでしょうか。散居村の資料館もあるようなので、次回ちゃんと観光してみたいです。道中は富山駅構内で開催されていた熊本フェアで買ったスイカ飴を食べました。かなりスイカの味がしっかしと味わえて期待以上に美味しかったです(笑)
「五箇山合掌の里」に着いたのは3時過ぎてしましましたが、規模はあまり広くないようなので日暮れまでには観光し終えるでしょう(^^;)
駐車場から山林の中を5分ほど歩くと集落に着きました。白川郷よりもリアリティがあるというか生活感があるというか、個人的にはあまり観光化されていなくていい味出していて、かなり素敵な雰囲気だと感じました。荷台に山盛りの枝を積んだ軽トラが走っていたりしていてほのぼのしています。観光客もそれなりにいるのですが、白川郷のように茅葺屋敷を飲食店やショップにしている商業施設が少なくて、ほっこりした空気感が広がっていて、個人的には白川郷よりも好きです。
江戸時代後期の合掌造りの原型とされる、屋根だけの合掌造りの「相倉集落」も残っていて、どこか縄文時代などの家と似ていて歴史の流れを感じられました。国内でも現存するのはここのみだそうで、かなり貴重なものですね。

今日中には帰れない時間になってしまったので、白川郷の立ち寄り湯に寄り、今回の富山旅をゆっくりと思い出しながら湯浴みを堪能。
本来白川郷の観光は専用の駐車場を利用するのですが、こちら「白川郷の湯」には専用駐車用があるのでそちらを利用できました。駐車場は狭くて傾斜があるので停めにくい方だともいます。大型車はちょっと無理そうでした。
奥さんに聞いたのですが、女湯は奥さん以外全員が欧米からの旅行者だったそうです。途中から日本人も数名入ってこられたそうですが、自分以外が外国人ってなんか変な気分でしょうね(^^;)
泉質は少しぬめりがある肌触りが優しい湯で、いい感じでした。目の前を流れる川を眺めることもできて、白川郷観光に組み込むのもおすすめです。いいお湯でした。
その後岐路に向かいます。今日のうちに松本あたりまでは行きたかったのですがここから3時間以上の距離だったので、もっと手前の「道の駅 ななもり清見」で車中泊することにしました。「道の駅 氷見」でサバとブリの押し寿司と刺身、「ほたるいかの黒作り」を買っていたので、途中で東海エリアの地元スーパーのバローで餃子やカット野菜など買い足して、晩酌・夕食にしました。
刺身ははまち(氷見では「ふくらぎ」と呼ぶらしい)で、脂がのっていて絶品。押し寿司も安定のおいしさです。「ほたるいかの黒作り」はほたるいかの墨を使った塩からで、ほたるいかの旨味が濃厚な逸品でした。大満足です!
翌朝はと昨日と同じ、トーストとミネストローネでさくっと終わらせて。帰路に向かいます。
昼食はそばを食べようという話になり、松本よりも南下して開田高原方面まで寄り道して「道の駅 田切の里」に寄りました。ここはリーズナブルで気軽に手打ちそばが食べられるのでお気に入りです(3度目の訪問です(笑))。でも手打ちは無くなり次第終了なので要注意です(^^;)
ここのそばは特に特徴があるわけではないのですが、しいて言えば、ざるそばの麺が水っぽくないというところ。水がすごく良き切ってあるので、汁が麺に残った水分で薄まることが無いんです。
季節のスイーツ、栗ソフトがあったので、食後のデザートに食べました。普通に美味しかったです。
あとは総菜の地元グルメの「ソースカツ」を夕食用に買いました。(奥さんが家に帰ってから料理するのがかったるいから。と、他にも総菜をいくつか買っていました)。
その後もずっと下道20号線を走り、途中で休憩した「道の駅 信州蔦木宿」で、そばドラをおやつに食べました。あまりそばの風味は感じませんでしたが、普通に美味しいどら焼きでした。
その先の「台ヶ原宿」にある山梨で有名な酒蔵「七賢」で、次回の車中泊用に地酒を買いました。
小腹が空いたので、奥さんがネットで見つけた中央道・初狩PAのおにぎりが食べたい。というリクエストがあり、さっそく向かいました。峠の茶屋という店で県内のブランド米「武川米」のこだわりおにぎりが評判の様です。鮭と塩を買ってみました。米は水分多めでねっとりとした食感で、確かにおいしいおにぎりでした。
家に着いたのは夕方4時頃、1日かけて買い食いや買い物をしながらのんびりとほぼ下道で帰宅しました。
富山県はやっぱり居心地が良くて、好きです。特に大きな理由は無いんですが、妙に肌が合うんですよね。
また違う季節に行ってみたいです。奥さんは今回の時期よりも半月早ければチューリップの球根フェスの時期だったのでリベンジしたいそうです(今回は少し球根の時期には遅くて、売れ残りしか買えなかったのが残念そうでした)
今回の車中泊から新しく買った冬用シェラフを試してみました。
車中泊の寝具では布団派とシェラフ派に分かれると思いますが、ウチでは並んで寝るときはシェラフ派です。理由は掛け布団の取り合いになるから(^^;) ツイン式で個別に寝れるときは布団派すね。
今回の旅は11月の上旬の富山県でしたが、車中泊した場所は海沿いや平地で山間部では無かったせいか、十分な暖かさで熟睡できました。「bears Rook」というメーカーの冬用シェラフで左右幅が1mほどの大きい封筒型です。肌触りも良くて中も広々でかなり気に入りました。型部分に中綿入りのベロのようなものが付いていて肩が冷えないようになっているのがとてもいいです。
普段は袋に入れてマットの上に置いています。サンタクロースのプレゼント袋のような大きさですが、柔らかくてクシュッとなるので寝転ぶときに良い枕替わりになります。
車内幅約140㎝のスペースに寝袋を広げた状態だとかなり重なってしまいますが、シェラフの人間が入るとちょうど車内幅に収まる感じです。
袋は、オプションで買った腰下部分のインナーシェラフを流用しています。
フリース素材なので暖かそう(まだ就寝時には使ってないので実際の使い心地は未知数)です。
このエルグランドは車高は低めなのですが、左右幅はそこそこあるのでゆったりと眠れるところも気に入っています。
寝る前はFFヒーターでとても暖かく過ごせますが、就寝時にはFFヒーターは切るので、これからもっと寒くなるのでどの程度までこの寝袋で快適に就寝できるか、気になります(^^;)
では今回はこれで終わりです。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今後、メルセデスベンツのバンで新しいデモカーを造る予定なので、完成したらまたブログでご紹介します!